実績紹介
CASE STUDY
公的機関の情報発信プラットフォームアプリ開発
公的機関C財団の事例をご紹介します。公共サービスを受益するユーザーのための情報発信のためのアプリ開発を行いました。
背景
当該自治体ではDX化の必要性が高まる中、これまで分散的に運用されていた発信情報を一元的に管理できる仕組みの構築が急務となっていました。
また、出欠管理や各種情報の閲覧に関して、既存のアナログ手法では限界があるため、アプリを活用した効率的な運用が求められていました。
関係者には自治体職員だけでなく、ユーザーや地域住民など多様なステークホルダーが含まれており、ITリテラシーのばらつきにも配慮する必要がありました。
こうした背景から、利便性と同時に高いセキュリティ基準を確保することを前提として、アプリおよびCMSの開発がスタートしました。
プロジェクト概要
• 要件定義:約3ヶ月
• 設計・開発:約6ヶ月
• リリース後保守:約1年
システムの構成
情報発信プラットフォームアプリと、それに連携する独自CMS(コンテンツマネジメントシステム)を構築。
主要機能は以下のとおりです:
• 各種コンテンツ閲覧機能(カテゴリ付与・通知・検索・既読未読表示など)
• アカウント連携機能(アナログカードのアプリ内取り込み等)
• チャットボット連携
成果と効果
開発は、死活監視や高度なセキュリティ基準に準拠した堅牢な仕様を前提として進められ、アプリおよびCMSは予定通りローンチされました。
また、機能追加や調整を段階的に行うアジャイル的な運用体制を構築したことで、複雑な開発スケジュールの中でも大きなトラブルを起こすことなく、リリース後の安定した運用を実現しています。
さらに、自治体特有の仕様や運用ルールに沿った設計・管理を徹底したことで、現場での受け入れもスムーズに進みました。